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クリストバライト

クリストバライトはシリカの多形の一つです。低温型から高温型(βクリストバライト)に163-275℃で相転移が起こり、その際に大きな膨張が起こります。その性質を利用して伝統的に歯科用埋没材のフィラーとして,また、強化磁器の材料として使われています。さらに絶縁性能・強度が優れているため碍子に用いられることもあります。
当社のクリストバライトは、厳選された高純度の珪石を原料として製造しておりますので白色度が高く、また、熱膨張率も安定しているのが特徴です。

品種

W LW
荷姿 ・紙袋(25kg) ・紙袋(25kg)

化学組成(代表値)

W LW
SiO2 (wt.%) 97.7 97.7
Al2O3 (wt.%) 2.0 1.8
Fe2O3 (wt.%) 0.1 0.1
Ig. Loss (wt.%) 0.2 0.2
鉱物相 クリストバライト(SiO2

物性値

7000W 7000WF 10000W 10000LW
製品規格 代表値 製品規格 代表値 製品規格 代表値 製品規格 代表値
ブレーン値(cm2/g) 7,500-9,000 8,000 6,500-7,500 7,000 9,000-10,000 9,200 ≧ 10,000 10,300
流動性(mm)
*)JIS T 6601に準拠
70 – 90 80 ≧ 90 100 70 – 90 85 ≧ 90 100
熱膨張率-700℃(%)
*) JIS T 6601に準拠
1.55 1.55 ≧ 1.30 1.55 1.45
白色度(WB値) 94 94 ≧ 93 94 90